健康用語WEB事典

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代謝

外界からの取り込んだ物質を変化させる過程。体内で起こる全ての化学変化とエネルギー変換など。⽣物の体では、さまざまな化学反応によって細胞を構成する部品やエネルギーなどが作られており、この現象を総称して「代謝」と呼びます。代謝には物質の変換に注目する物質代謝と、エネルギーの変換に注目するエネルギー代謝の2つがある。また、身体の細胞の入れ替わりの新陳代謝がある。物質の変化に着目した代謝の見方。摂取した化合物（栄養素）が体内で変換され、生物の身体で利用できる形となること。物質代謝には…

加リン酸分解

ある化合物にリン酸（H3PO4）を加わえて分解し、2つの生成物を得る化学反応。加リン酸分解を触媒する酵素はホスホリラーゼ（糖質加リン酸分解酵素）と呼ばれる。リン酸ではなく水が加わる場合は加水分解と呼ばれる。タグ:

リン酸基

リン酸の官能基。化学式 -H2PO4 で表される。

新生経路

新たなヌクレオチドを合成する経路。デノボ経路（de novo経路）とも。プリンヌクレオチドの場合、ペントースリン酸経路で合成されたリボース-5-リン酸から5-ホスホリボシルピロリン酸が生成され、それにアミノ酸であるアスパラギン酸、グルタミン、グリシンを利用してプリン骨格を持つイノシン一リン酸が合成され、最終的にATPとGTPが合成される。ピリミジンヌクレオチドの場合、アスパラギン酸やグルタミン酸を元にCTPとdTTPが合成される。

テトラヒドロ葉酸

ジヒドロ葉酸からジヒドロ葉酸レダクターゼの作用によって生成される葉酸の誘導体。DNAの生合成などに関わる種々の酵素反応の基質として働く。プリンヌクレオチドのde novo合成に関わる。テトラヒドロ葉酸に含まれるプテリジン環はグアニンの誘導体で、小腸細胞のジヒドロ葉酸レダクターゼによって葉酸のプテリン環が還元されて生成される。C1単位の転移反応において、ビオチンがカルボキシル基、S-アデノシルメチオニンがメチル基専用なのに対して、テトラヒドロ葉酸（THF）は様々な酸化状態の炭素…

ホスホリボシルピロリン酸 ジダノシン プリン 葉酸 de novo グリシン 指 核酸 ホスホリボシルアミン グアニル酸 尿酸 尿 脱アミノ化 核酸塩基 再生経路 プリン塩基 プリンヌクレオシド ヌクレオチド デオキシアデニル酸 デオキシグアニル酸 …

参考文献一覧

*1秀和システム 生化学若い研究者の会 これだけ！生化学
*2福岡大学 理学部 機能生物科学研究室 核酸の異化代謝: http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/deg_na.htm

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