プロアントシアニジン(proanthocyanidin)

ポリフェノール重合体穀物カカオ大豆小麦)や果物(ぶどうやりんご、柿)、樹木の樹皮などに含まれる。

主にカテキンエピカテキンフラバン-3-オール)を基本単位とし、それらが互いに炭素-炭素結合を介して縮合した化学構造を持つ。ポリヒドロキシフラバン-3-オールとも。*1*2

二量体からポリマーまで多様な重合度で存在する。柿タンニンはプロアントシアニジンの重合体抗酸化作用をはじめ、様々な効果が確認されている。

プロアントシアニジン類の抗酸化活性は特に有名であるが、それ意外にも、抗腫瘍活性、動脈硬化抑制活性、発ガン抑制作用、さらには育活性や美白効果など様々な生物活性を持つことが確認されてきた。*3

腸内細菌叢に直接作用し、肥満糖尿病を予防・改善することが報告されている。*4

また、虫歯菌持つ、歯垢を作る酵素であるグルコシルトランスフェラーゼを阻害することが知られている。

*1日本食品科学工学会誌 DMAC法による豆類中の総プロアントシアニジンの定量法: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/60/6/60_301/_article/-char/ja/
*2Proanthocyanidin | C31H28O12 - PubChem: https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/Proanthocyanidins
*3プロアントシアニジン類の化学合成と生理活性(富山県立大・生物工学研究センター)中島範行: http://www.sugitani.u-toyama.ac.jp/sangaku/forum/souyaku16/nakajima.pdf
*4東北大学 プロアントシアニジンによる腸内フローラの改善作用 閉経女性のメタボ化の予防効果が期待: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/press_20189999_proanthocyanidins.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-08-27 (月) 19:25:19