最近更新された用語
タンパク質をリン酸化する酵素(キナーゼ)。タンパク質リン酸化酵素とも。
関連する用語
PI3キナーゼの下流で機能する多くのプロテインキナーゼをリン酸化して活性化するキナーゼ。Aktの活性化因子。がん細胞の増殖シグナル伝達系の代表的なものとしてPI3K/PDK1/Akt経路が知られている。表皮の分化や重層化に必須。PDK1の欠損動物は胎生致死。
NF-κBの活性化の第一経路(古典的経路)において、TNF-αなどの炎症性サイトカインによって活性化されるプロテインキナーゼ(IKK)。IκBαをリン酸化する。
NF-κBの活性化経路のひとつ。細胞が紫外線照射などのストレスを受けた際に活性化される。この経路において、IKKβはプロテインキナーゼとしてではなくIκBαとβ-TrCPとの会合を介在するアダプター分子として機能し、細胞核内でβ-TrCP、IKKβ、IκBαによる複合体が形成され、IκBαはユビキチン化を受けて分解される。また、通常はNF-κBは抗アポトーシス遺伝子の発現を誘導して細胞の生存を促進するのに対して、この経路で活性化された場合は逆に抗アポトーシス遺伝子の発現を抑制…
NF-κBの活性化の第二経路(非古典的経路)におけるプロテインキナーゼ(IKK)。p100やIκBαをリン酸化する。
サイクリンによって活性化され、細胞周期に関わるタンパク質リン酸化酵素。G1期からS期への移行はサイクリンDとCDK4(あるいはCDK6)の複合体の活性化によって始まる。この発火によってサイクリンEとCDK2の複合体の活性化が起こり、細胞はS期に移行する。その後サイクリンAとCDK2の活性化によりS期からG2期へ移行し、サイクリンBとCDK1(CDC2)の活性化によってM期へ進む。M期の後半からサイクリンB/CDK1の活性は消失しはじめ、G1期ではすべてのサイクリン/CDKの活…
訂正・追記要望等
ご意見・ご要望をお聞かせください。