健康用語WEB事典

ベタレイン(betalain)

赤色および黄色のインドール化合物の総称。植物四大色素のひとつ。

キヌアビーツ?ホウレンソウ、オシロイバナ、ケイトウ、マツバボタン、ブーゲンビレア、サボテンの花などのナデシコ目に属する限られた植物や一部の菌類だけが合成する。植物の外部環境への適応に重要とされる。*1*2

色合いによって以下の2つに大別され、食品添加物として利用される。*3

ベタレイン生合成の出発物質はチロシンであり、チロシンからL-ドーパを経て生成されるベタラミン酸がこれらの共通の構成要素となる。

*1世界初キヌアからアマランチン合成遺伝子を発見 ~アマランチンの大量生産への道を拓く~ - 研究トピック|新着情報&トピックス: https://www.ishikawa-pu.ac.jp/news/?p=6494
*2花き研究所:ベタレイン | 農研機構: http://www.naro.affrc.go.jp/archive/flower/kiso/color_shikiso/contents/betarein.html
*3世界初キヌアからアマランチン合成酵素遺伝子の発見 アマランチンの生産に成功 | JAIST 北陸先端科学技術大学院大学: https://www.jaist.ac.jp/whatsnew/press/2019/02/28-1.html

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このページの最終更新日時: 2020-02-29 (土) 09:45:38