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消化器(消化管)のひとつ。入り口は食道(噴門)、出口は十二指腸(幽門)に繋がる。胃液を分泌してタンパク質の消化を行う。摂取した食物や薬物が胃で滞留する時間は約2時間。容量は成人で1200〜1400mL。胃で分泌される粘液は以下の2種類に分類される。-表層粘液(表層粘液細胞)-腺粘液(幽門腺細胞、副細胞)大きく胃底部、胃体部、胃前庭部の3つの部位に分けられ、胃酸および内因子を産生する胃壁細胞およびペプシノーゲンを産生する主細胞は胃底部および胃体部に存在する。前庭部にはガストリン…
胃腺の主細胞から分泌される、ペプシンの前駆体(プロ酵素)。ペプシノゲンの約1%の量が血液中に存在する。ペプシノーゲンとも。ペプシノゲンの活性化(ペプシンに変化する)には、pH3以下の酸性の環境が必要。胃がんの予兆を知るために、この血液中の濃度を測定することで胃粘膜の萎縮を調べる検査をペプシノゲン検査という。ペプシノゲンはペプシノゲンⅠとペプシノゲンⅡの2種類に大別される。前者は主に胃底腺の主細胞より分泌され、後者は胃底腺の他に噴門腺、幽門腺、十二指腸腺にも存在する。
酵素の前駆体。酵素活性を持たない。-ペプシノゲン(ペプシノーゲン)-トリプシノゲン(トリプシノーゲン)-キモトリプシノゲン(キモトリプシノーゲン)これらが分泌後に活性化されるのは、自身を構成するタンパク質を分解しないようにするため。
胃の胃底腺に多く存在する、ペプシノーゲンやレニンを分泌する細胞。単に主細胞とも呼ばれる。
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