ペプシン(pepsin) †
胃液に含まれるタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)のひとつ。アスパラギン酸プロテアーゼ。強酸の環境(pH1〜2)が至適pH。
タンパク質に含まれる疎水性アミノ酸を特異的に切断する。ペプシンによってタンパク質はペプトンになる。*1
前駆体はペプシノゲン。ペプシノゲンの活性化には、pH3以下の酸性環境が必要であるため、分泌された時点ではタンパク質を分解する酵素としての働きはない。*2
胃に移動し、強酸である胃液に触れることで活性化され、タンパク質分解酵素のペプシンへと変化する。その後、腸に移動した際はアルカリ性の膵液によって活性を失う。ペプシンはパイナップルにも含まれる。
*1技術評論社 石浦章一 タンパク質はすごい! 心と体の健康を作るタンパク質の秘密(2014/1/5)
*2消化器系のしくみと働き: http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/6digesttxt.pdf
*2消化器系のしくみと働き: http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/6digesttxt.pdf
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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:07:40