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アミノ酸同士による酸アミド結合のこと。*1
アミノ酸2分子以上がペプチド結合によって結合したものをペプチドと呼ぶ。ペプチダーゼによって分解される。
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膵管から十二指腸に分泌される、セリンプロテアーゼに分類される消化酵素。エンドペプチダーゼに属する。前駆体はトリプシノゲン。リジンやアルギニンなどの塩基性アミノ酸のカルボキシル基側のペプチド結合を加水分解する。トリプシンはタンパク質切断反応において特別なセリン(serine)アミノ酸を用いることから、セリンプロテアーゼ(serine protease)として知られている。トリプシンが膵臓のタンパク質を分解することで膵炎の原因となる。トリプシンを分解するヒト腸内細菌が存在し、トリ…
プロリン残基のペプチド結合の異性化反応を触媒する酵素。プロリン異性化酵素とも。-Pin1-FKBP-シクロフィリンタグ:
2つのアミノ酸(α-アミノ酸)がペプチド結合で繋がったペプチド。一部のジペプチドは特異な生理作用を有することが知られている。例えば、フェニルアラニンとプロリンからなるジペプチドにはコレステロール代謝改善作用があることが報告されている。また、チロシンとプロリンからなるジペプチドを急性アルツハイマー病モデルマウスに2週間経口投与することで、短期記憶および長期記憶の障害が改善されると確認されている。-WYジペプチド-LHジペプチド-イミダゾールジペプチド
あるアミノ酸のアミノ基(-NH2)と、別のアミノ酸のカルボキシル基(-COOH)が脱水縮合によって結合してできる分子。この結合はペプチド結合と呼ばれる。ペプタイドと表記される場合もある。2つのアミノ酸で構成されるペプチドをジペプチド、3つのアミノ酸からなるものをトリペプチドと呼ぶ。さらに同じ反応が繰り返されると、アミノ酸が複数繋がったペプチドができる。アミノ酸が10個程度繋がったペプチドをオリゴペプチド、それ以上のものをポリペプチドと呼ぶ。このようなペプチドのうち、アミノ酸が…
ペプチダーゼの一種。タンパク質のN末端から順に、ペプチド結合を加水分解する反応を触媒する酵素。-ロイシンアミノペプチダーゼ-メチオニンアミノペプチダーゼ-プロリンアミノペプチダーゼ-アミノペプチダーゼNC末端(カルボキシル基側)から加水分解するペプチダーゼはカルボキシペプチダーゼと呼ばれる。
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