健康用語WEB事典

ペラグラ(pellagra)

ナイアシンニコチン酸)の欠乏症。スペイン語で「荒れた皮膚」を意味する。激しい皮膚炎下痢障害が起こる。

ナイアシンの含まれないトウモロコシのみで栄養を摂取しようとすることで発症することが知られており、18〜19世紀のヨーロッパで流行した。

この病気にかかると、まず身体が化膿した傷でボロボロになり、次に気がおかしくなり、最後は死に至る。ペラグラ病は、まず一七三〇年ごろスペイン(アストゥリアス地方)に見られ、少し時代が下ると、フランスやイタリア北部でも見られるようになる。とりわけ一八世紀後半になると、トウモロコシが消費されるのに歩調を合わせて、ペラグラ病もフランス南部、イタリアのポ―川流域、バルカン半島に広がった。*1

トリプトファンにもペラグラを予防する効果がある。*2

*1ヨーロッパの食文化 マッシモ・モンタナーリ(山辺規子/城戸照子訳): https://amzn.to/3i0UR6U
*2日本栄養・食糧学会誌 ナイアシン栄養におけるトリプトファン経路の重要性: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs/63/4/63_4_135/_article/-char/ja/

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このページの最終更新日時: 2020-09-07 (月) 09:51:07