ペンタクロロフェノール(pentachlorophenol : PCP)

5つの塩素を持つクロロフェノール

ペンタクロロフェノールの化学構造

粘膜を刺激してくしゃみを催す。皮膚に触れると赤くかぶれ、痛みを感じる。皮膚からも速やかに吸収され全身中毒を起こす。かつては木材保護材や植物成長調節剤、除草剤として使用された。*1

アセチルコリンエステラーゼの活性抑制作用を持ち、赤血球細胞膜に結合して溶血を起こさせる。この作用はアルブミンにより強力に抑制される。*2

またミトコンドリア酸素消費増加と呼吸調節比低下を生じさせること、これらがカルニチンにより抑制されることが報告されている。*3

*1化学物質の環境リスク初期評価(平成9~12年度)結果[39物質]: https://www.env.go.jp/chemi/report/h14-05/chap01/03/36.pdf
*2KAKEN — 研究課題をさがす | ペンタクロロフェノールによる細胞膜障害機構とその抑制 (KAKENHI-PROJECT-05670329): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-05670329/
*3KAKEN — 研究課題をさがす | クロロフェノール化合物による細胞障害機構とその障害防止 (KAKENHI-PROJECT-10670330): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-10670330/

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このページの最終更新日時: 2018-10-12 (金) 08:27:31