健康用語WEB事典

ホスファチジルイノシトール(phosphatidylinositol)

細胞膜に含まれるリン脂質イノシトール誘導体

ホスファチジルイノシトールの化学構造

R(sn-1位)には主にステアリン酸、R1(sn-2位)には主にアラキドン酸が結合する。*1*2

ホスファチジルイノシトールのリン酸化誘導体は、体内の様々な機能に関わる。これらはリン酸化の部位によって分布する部位も異なる。*3

ホスファチジルイノシトールリン酸(phosphatidylinositol phosphate : PIPs)

リン酸化したホスファチジルイノシトール細胞小器官間での物質輸送において、細胞小器官を識別するための分子として働く。ホスファチジルイノシトールイノシトール環リン酸化されることで生成し、生体内にはリン酸化のパターンの違いによる7種類が存在する。 *4

*1東京大学 大学院薬学系研究科 衛生化学教室 ホスファチジルイノシトールはなぜ特殊な脂肪酸組成なのか?解明の糸口を発見!: http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~eisei/jp/News/Entries/2008/7/30_080730.html
*2KAKEN — 研究課題をさがす | ホスファチジルイノシトールの特異的脂肪酸組成の生物学的意義の解明 (KAKENHI-PROJECT-21770133): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-21770133/
*3ホスファチジルイノシトール 4-リン酸による細胞機能の制御 中津史 新潟大学大学院医歯学系総合研究科 神経生化学: https://dbarchive.biosciencedbc.jp/data/leading_authors/data/Doc/Nakatsu-5.e008-PDF.pdf
*4ビタミンE特異的輸送タンパク質α-TTPによる 体内ビタミンEレベルの制御 河野望 新井洋由: http://www.jbsoc.or.jp/seika/wp-content/uploads/2014/11/86-02-14.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-11-27 (水) 12:48:47