健康用語WEB事典

ホメオスタシス(homeostasis)

アメリカの生理学者である W.B.Cannon が1932年に提唱した概念。生体恒常性とも呼ばれる。*1

生存のために生体内の環境(電解質浸透圧pH体温血圧血糖など)の恒常性を維持すること。*2

免疫ホルモンなどの情報伝達物質によってホメオスタシスの維持管理が行われる。この生体内の環境を維持できないほどの急激な環境の変化が起きた場合に病気となる。

ヒトを含めた生物は、外部環境と密接なかかわりをもちながら、自分自身の内部の化学的あるいは物理的環境をほぼ一定の範囲内に保ち、生命を維持しようとします。このことを「ホメオスタシス(生体の恒常性)」といい、十九世紀の生物学者C・ベルナールが「生命現象はいろいろな姿で現れるが、結局は内部環境の恒常性を保つという唯一の目的しかもっていない」と述べたことに基づいて、二〇世紀前半にアメリカの生物学者W・B・キャノンが提唱した概念です。しかし、外部環境の変化があまりにも過酷なら、私たちの体には何らかの健康被害(すなわち病気)が起こります。*3

*1第4回企画展 わたしたちの脳: http://mhm.m.u-tokyo.ac.jp/pdf/MHM_Catalog04.pdf
*2体液のしくみとはたらき: http://plaza.umin.ac.jp/~histsite/8fluidtxt.pdf
*3(株)化学同人 京都大学大学院薬学研究科 くすりをつくる研究者の仕事 薬のネタ探しから私たちに届くまで 2017/3/30

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:07:44