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同じ種類の2つのタンパク質が結合して形成する二量体。ホモダイマーとも。
関連する用語
毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
慢性骨髄増殖性腫瘍の原因遺伝子となる非受容体型チロシンキナーゼ。その点突然変異(V617F変異)は血球の無秩序な異常増殖を引き起こすことが報告されている。JAK2はホモ二量体を形成する受容体に直接会合し、エリスロポエチンなどのサイトカイン細胞内シグナル伝達に中心的役割を担う。変異体となったJAK2はSTAT5やc-Mycの活性化および発現を誘導し、また、これらの転写因子の活性化はJAK2変異体による発がんシグナルに必須の役割を果たすとされる。
2つのポアドメインを持つカリウムチャネル。15種類のサブタイプが同定されている。K2Pチャネルとも。pHや温度、揮発性麻酔薬などによる多様な刺激によって活性化し、静止膜電位の形成に寄与する。ホモ二量体形成によりチャネル孔を構成するのみならず、ヘテロ二量体を形成することで薬物感受性の変化が起こることが報告されている。
代謝型グルタミン酸受容体(mGluR)のひとつ。脳の様々な部位に発現し、記憶に関わることが知られている。2つのサブユニットが会合したホモ二量体として構成されている。それぞれのサブユニットはグローブ状の構造をしており、グルタミン酸結合によってグローブが閉じるように細胞外領域の構造が変化することが知られている。グルタミン酸以外にも、細胞外のカルシウムイオンやガドリニウムイオンによって活性化されるが、ガドリニウムイオンだけは他のリガンドとは異なる部位に結合することが報告されている。
神経細胞のシナプス小胞上に発現し、その結合に関わるタンパク質。末梢組織の知覚神経にも局在が認められる。ホモ二量体を形成する。5種類のアイソフォームが存在する。-シナプシン1-シナプシン2-シナプシン3
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