健康用語WEB事典

ボツリヌス菌(Clostridium botulinum)

土壌や水辺の泥砂中など広い範囲に分布しているクロストリジウム属の細菌クロストリジウム・ボツリナムとも。

ボツリヌス菌が生成する毒素ボツリヌストキシン)は自然界の毒素の中では最も強いとされ、食中毒の原因となるが、ボツリヌス療法にも使用される。*1

A〜Eまでの5種類の毒素が確認されている。2007年までにA型7件、B型3件、E型77件の食中毒が報告されている。*2

寿司や里芋の煮物が繁殖源となった例がある。*3

ボツリヌス菌の歴史

1895年にベルギーのエミール・ピエール=マリー・ヴァン・エルメンゲム(Émile Pierre-Marie van Ermengem)によって発見され、肉製品による食中毒の原因であることが明らかとなった。*4

ボツリヌスの名はソーセージを意味するラテン語「ボツルス」に由来する。

*1ボツリヌス(ボトックス)療法 | 宮崎市立田野病院: http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/tano/consultation/ambulatory/botulinum/
*2IASR 30-7 食餌性ボツリヌス中毒, A型ボツリヌス菌: http://idsc.nih.go.jp/iasr/30/353/kj3531.html
*3<国内情報>県内初のA型ボツリヌス食中毒の概要と当所の検査対応-秋田県: http://idsc.nih.go.jp/iasr/CD-ROM/records/14/16206.htm
*4佐賀大学医学部 病因病態科学講座 生体防御学分野 ボツリヌス菌の歴史的背景: http://www.microbio.med.saga-u.ac.jp/Lecture/kohashi-inf1/part10/10_1.html

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このページの最終更新日時: 2020-09-17 (木) 16:52:15