ポリシスチン1(polycystin 1) †
PKD1が発現するポリシスチン。腎臓上皮細胞の繊毛に局在する。*1*2
尿流を感知する受容体としての機能を持ち、ポリシスチン1が刺激を受けると、カルシウムチャネルを持つポリシスチン2へ伝達され、尿細管および集合管細胞内にカルシウムイオンが流入することにより尿細管径の調節が行われる。
拡張型心筋症患者の心筋細胞における発現が確認されており、多発性嚢胞腎と心筋症発症との関連が示唆されている。
*1高齢期において急速に進行した心機能低下とPKD1遺伝子変異の関連を報告 | 大阪大学 大学院医学系研究科 循環器内科学: http://www.cardiology.med.osaka-u.ac.jp/?page_id=35043
*2北海道大学 医学部医学科 中垣祐 常染色体優性多発性嚢胞腎モデルマウスを用いた降圧薬投与実験及び腎内 RAS 関与についての解析: https://www.med.hokudai.ac.jp/graduate/dissertations/doc/2012-summary/s2012042.pdf
*2北海道大学 医学部医学科 中垣祐 常染色体優性多発性嚢胞腎モデルマウスを用いた降圧薬投与実験及び腎内 RAS 関与についての解析: https://www.med.hokudai.ac.jp/graduate/dissertations/doc/2012-summary/s2012042.pdf
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このページの最終更新日時: 2020-03-23 (月) 09:35:16