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マクロライド系抗生物質のひとつ。カリウムイオンを選択的に補足するイオノフォア。
抗ヒスタミン薬のひとつとして使われた有機化合物。マクロライド系抗生物質などとの相互作用によって心室頻拍や心室細動が出現することが報告され、現在では安全上の理由から販売が中止されている。
マクロライド系抗生物質のひとつ。エリスロマイシンの誘導体。掻痒に対する治療薬。細菌のリボソームにおけるタンパク質合成の阻害や食細胞の殺菌促進などの作用を持つ。TNF-αが誘導するMMP-1やMMP-2の産生を抑制することや転写因子AP-1の活性化を抑制することが報告されている。
細菌の感染症に対して処方されるマクロライド系抗生物質のひとつ。商品名はジスロマックやアジマイシン。細菌の70Sリボソームの50Sサブユニットと結合し、細菌のタンパク質合成を阻害する。
ウエルシュ菌が産生する、溶血や壊死を引き起こす毒素。ホスホリパーゼC及びスフィンゴミエリナーゼとしての酵素活性を持つ。百日咳毒素感受性Gタンパク質を介して内因性ホスホリパーゼC、TrkA受容体を介してPI3K、PDK1を活性化して作用を発現する。マクロライド系抗生物質はα毒素によるシグナル伝達や炎症性サイトカインの遊離を阻止する。
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