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ミオシンが約300分子程度集合した線維組織。ミオシンフィラメントとも。*1
アクチン線維との相互作用により筋肉が収縮する。
タグ: 線維 組織 筋肉
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体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年筋肉(筋組織)は以下のように分類される。-横紋筋--骨格筋--心筋-平滑筋このうち、意志で自由に動かせる筋肉(随意筋)は骨格筋のみ。自律神経によって制御される、血管や内臓の筋肉は平滑筋と呼ばれる。体性運動神経は骨格筋を支配するのに対して、…
筋肉を長期間使用しないことで起こる、その筋肉の萎縮。廃用性筋萎縮とも。光学顕微鏡レベルでは、筋繊維が萎縮し、その形態は円形化する上、細胞間間質には結合組織の増生が認められる。電子顕微鏡レベルでは、アクチン線維およびミオシン線維はびまん性に配列の異常や断列あるいは消失が見られる。ミトコンドリアや筋小胞体、グリコーゲン顆粒は縮小・減少する。筋肉のタンパク質の合成が抑制されると同時に、カテプシンDの活性が約50%程度上昇して分解が促進される。タグ:
骨格筋を構成するタンパク質のひとつ。ATPaseとしての酵素活性を持つ。アクチンと連携して働く。アクチンと合わせて筋肉のタンパク質の約50〜60%を占める。以下のサブユニットから構成される六量体。-ミオシン重鎖(MHC)×2-ミオシン軽鎖(MLC)×4ATPase活性とアクチン結合能をもつ領域はミオシン重鎖に存在する。
球状のアクチンがより合わさった直径5〜9nmの細胞骨格。アクチンフィラメントとも呼ばれる。細胞の表面に複数存在し、細胞表面の変形や原形質流動、細胞の変形移動運動(アメーバ運動)の制御などを行う。細胞質分裂における収縮環として働くのもアクチン線維である。
ある物質的特性を示す、原子が2個以上結合してできる物質。
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