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ミトコンドリアが持つ2つの生体膜のうち、外側にあるもの。
関連する用語
ミトコンドリア外膜タンパク質のひとつ。BCL2 19kDa関連タンパク3とも。網膜神経細胞死の責任遺伝子であることが報告されている。マイトファジーに関わる。タグ:
ミトコンドリア外膜上の分子量約6万の膜タンパク質。MAVSやVISA、Cardifなどとも呼ばれる。RIG-I を介したシグナル伝達経路のアダプター分子として働き、最終的にはⅠ型インターフェロンや炎症性サイトカイン産生を誘引する。ペルオキシソームにも少量が確認されている。インターフェロンの産生や細胞死の誘導といった機能を介して抗ウイルス応答に貢献する。IPS-1の過剰発現によってIFN-β産生に必要な転写因子(IRF-3やp38/JNK)のリン酸化が上昇する。C型肝炎ウイルス…
単離ミトコンドリアをカルシウムイオンなどで処理することで起こる、分子量1500程度の分子が漏出、膜電位の低下、ミトコンドリアの膨潤、それに伴うミトコンドリア外膜の崩壊。カルシウムイオン濃度依存的にミトコンドリアの膜透過性が変化する。膜電位の低下やミトコンドリアの腫脹、マトリックスタンパク質の漏出を伴うことから、薬剤が誘発する肝障害への関与が指摘されている。肝毒性を有する化合物群は、ミトコンドリア膜透過性遷移によって肝臓のミトコンドリアにおいても膨潤と膜電位の低下を引き起こす。…
ミトコンドリア外膜に存在する膜タンパク質。エネルギー代謝や細胞死の制御に携わることが示唆されている。3種以上のアイソフォームが存在する。細菌においては栄養分を外部から取り組む孔を構成し、抗菌薬は細菌表層のポーリンを通過して作用を発揮する。
ミトコンドリアが持つ2つの生体膜。-ミトコンドリア外膜-ミトコンドリア内膜
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