健康用語WEB事典

メソ化合物(meso compound)

不斉炭素のようなキラル中心があるにも関わらず、分子全体がアキラルとなる化学構造を持つ化合物のこと。メソ体とも呼ばれる。酒石酸など。*1

メソ化合物が生じるときには、分子に対称要素があります。たとえば酒石酸では分子が対称なので、不斉炭素の立体化学によっては、分子全体に対称面が生じてしまい、不斉炭素があるにもかかわらず分子全体がアキラルになってしまい光学活性を失う結果になります。*2

*1北海道大学大学院工学研究院 有機元素化学研究室 | HOKKAIDO UNIVERSITY Organoelement Chemistry Lab. 第5章:立体化学 鏡面異性体:enantiomer: http://labs.eng.hokudai.ac.jp/labo/organoelement/wp-content/uploads/2011/02/20150527%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%AC%AC%E4%BA%94%E7%AB%A01.pdf
*2山口大学 有機化学1 Stereochemistry and molecular chirality, part 2: http://perkin.chem.yamaguchi-u.ac.jp/Organic1/Organic_Chemistry_1_2015/Entries/2015/5/7_Stereochemistry_and_molecular_chirality,_part_1.html

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このページの最終更新日時: 2018-02-01 (木) 16:52:43