健康用語WEB事典

メタボリックシンドローム(metabolic syndrome)

肥満により動脈硬化やそれによる血管系の疾患が発症する危険がある状態、またはその状態によって発症する症候群のこと。メタボリック症候群とも呼ばれる。

2007年5月の厚生労働省の発表では、国内でメタボリックシンドロームに該当する人数は、予備軍を含め1940万人と推定されている。*1

厚生労働省の調査によると、40〜74歳の男性の半数が、女性の5人に1人が、高脂血症糖尿病心筋梗塞などのメタボリックシンドローム患者か、あるいはその予備軍であるという(平成19年時点)。*2

メタボリックシンドロームの診断基準

へその高さでの腹部周囲の長さが男性で 85cm 以上、女性で 90cm 以上であり、かつ以下の3つのうち2つを満たす場合はメタボリックシンドロームと診断される。3つのうち1つであれば予備軍である。*3

  1. 空腹時の採血で、血液中の中性脂肪が 150 mg/dL 以上 またはHDLが 40 未満
  2. 収縮期血圧が 130 mmHg 以上 または 拡張期血圧が 85 mmHg 以上
  3. 空腹時の血糖値が 110 mg/dL 以上

以上の条件を満たす場合、臓器障害や心筋梗塞の発症率の増加の可能性がある。

*1メタボリック症候群|慶應義塾大学病院 KOMPAS: http://kompas.hosp.keio.ac.jp/contents/000062.html
*2技術評論社 西村尚子 知っているようで知らない免疫の話 ヒトの免疫はミミズの免疫とどう違う?(2010/8/25)
*3金沢医科大学 総合診療センター 生活習慣病外来 メタボリックシンドローム 診断基準: http://www.kanazawa-med.ac.jp/~center21/seikatsu/images/metabo.pdf

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:07:57