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5-メチルシトシンを参照。
関連する用語
VDIRに含まれるDNA修復酵素。副甲状腺ホルモン刺激存在下でプロテインキナーゼCによるリン酸化を受けて活性化し、プロモーター領域のメチル化シトシンを切り出して非メチル化シトシンと置き換えることで、DNAの脱メチル化を誘導し、CYP27B1の発現の抑制を解除することが報告されている。
DNAの核酸塩基であるシトシンがメチル化したもの。チミンに化学構造が似ているため、脱アミノ化によってチミンに変化することがある。この変化は突然変異の一種であり、がんの原因になると考えられている。メチル化シトシンは「CG」という並びの部分のシトシンに生じると書いたが、がんの原因となりうる点突然変異の、じつに3分の1が、この「CG」の並びが「TG」となる、すなわちシトシン(メチル化シトシン)からチミンへの置換であると考えられている。
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