健康用語WEB事典

メラノサイト(melanocyte)

皮膚基底層に存在する、メラニンを合成する細胞メラニン色素産生細胞メラニン細胞とも呼ばれる。*1

メラノソームと呼ばれる細胞小器官を持ち、その中に存在するチロシナーゼなどのメラニン合成酵素の働きによってメラニンを生成する。*2

メラノサイトはユーメラニンフェオメラニンの両方を合成できる。どちらを合成するかはメラノサイト内のcAMP濃度に依存する。cAMP濃度が高い場合はユーメラニン、低い場合はフェオメラニンが合成される。

メラノサイト内のcAMP濃度はα-MSHアグーチシグナリングタンパク質ASIP)、1型メラノコルチン受容体MC1R)の働きによって調節される。具体的には、α-MSHMC1Rに結合することでcAMP合成を促進し濃度を上げ、ASIPMC1Rに結合することでcAMP濃度を下げる。*3

*1美白研究の新たな展開 東北大学大学院生命科学研究科教授 細胞生物学 神経科学 福田光則: http://www.bureau.tohoku.ac.jp/manabi/manabi53/mm53-3.html
*2東北大学大学院生命科学研究科 メラニン合成酵素の分解を促す新分子を発見 新分子をターゲットにした新たな美白剤への応用に期待: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/touhokuuniv-press_20150202_02web.pdf
*3岡山大学 生体統御学グループ 生体情報システム研究室 体色調節の基礎知識: http://www.biol.okayama-u.ac.jp/cccrg/cellsignaling/color.html

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このページの最終更新日時: 2018-03-07 (水) 08:58:41