モチリン(motilin) †
22のアミノ酸からなるポリペプチドのホルモン(ペプチドホルモン)。十二指腸から上部空腸に存在する。IMMCを引き起こす。*1*2
腸管に存在するモチリン受容体に結合し、蠕動運動を活性化する働きがある。*3
モチリンは消化管粘膜から分泌されるペプチドホルモンで消化・吸収の終了した空腹時に約100分間隔で血流中に放出され、先ず胃・上部十二指腸に一連の強収縮をひきおこし、これが順次下部消化管に伝播して、空腸・回腸に溜った胃液・腸液を大腸の方に押しやる働きをする。*4
*1消化管運動研究のモデル動物としてのスンクス —モチリン・グレリンの同定と消化管収縮作用— 小池 加奈子、坂田 一郎、坂井 貴文(埼玉大学大学院理工学研究科): https://www.jstage.jst.go.jp/article/nl2008jsce/37/142/37_142_154/_pdf
*2栄養を理解するための消化管運動の基礎 持木彫人 埼玉医科大学総合医療センター 消化管一般外科: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/51/3/51_46/_pdf/-char/ja
*3消化管運動ペプチド モチリンの新規アゴニストおよびアンタゴニストの設計と合成研究: https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/450/1/Gaiyo-3650.pdf
*4KAKEN — 研究課題をさがす | モチリンの作用機序及びその受容体の分子生物学的研究 (KAKENHI-PROJECT-02454227): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-02454227/
*2栄養を理解するための消化管運動の基礎 持木彫人 埼玉医科大学総合医療センター 消化管一般外科: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/51/3/51_46/_pdf/-char/ja
*3消化管運動ペプチド モチリンの新規アゴニストおよびアンタゴニストの設計と合成研究: https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/450/1/Gaiyo-3650.pdf
*4KAKEN — 研究課題をさがす | モチリンの作用機序及びその受容体の分子生物学的研究 (KAKENHI-PROJECT-02454227): https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-02454227/
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このページの最終更新日時: 2019-12-08 (日) 12:47:59