ヤマノイモ(Dioscorea japonica Thunberg) †
国内の山野に生えるヤマノイモ科のツル性多年草。根茎は芋となり、ヤマイモ(山芋)と呼ばれ食用となる。「とろろ」にするのが代表的な調理法として知られる。芋は地下深く直線的に伸び、全長が1mを超えることもある。*1
周皮を除いた根茎(担根体)はサンヤク(山薬)またはショヨ?(薯蕷?)と呼ばれ、滋養強壮?、止瀉、止渇?作用を持つ生薬として使用される。
啓脾湯、六味丸、八味地黄丸、牛車腎気丸などの漢方の構成要素となる。ステロイド、アラントイン、ジアスターゼ、スチルベン誘導体(バタタシン?)などを含む。
*1城西大学薬学部 白瀧義明 野山の花 身近な山野草の食効・薬効: https://libir.josai.ac.jp/il/user_contents/02/G0000284repository/pdf/JOS-05470277-59(11)-62.pdf
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このページの最終更新日時: 2020-02-08 (土) 16:10:57