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黒色~黒褐色を呈すメラニン。真性メラニンやエウメラニンとも呼ばれる。
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メラノコルチン(メラノトロピン)の一つ。α-メラノサイト刺激ホルモンとも。プロオピオメラノコルチンが二種類のプロホルモン転換酵素(PC1とPC2)による切断を受けて生成される。強力な食欲抑制作用をもつ神経伝達物質。脳下垂体前葉に作用して、プロラクチンの分泌やプロラクチン産生細胞の分裂を促進する。メラニンの合成において、その種類(ユーメラニンまたはフェオメラニン)の決定に関わる。動物の種類に関わらず、以下の共通した構造を有する。アセチル基-Ser-Tyr-Ser-Met-Glu…
皮膚の基底層に存在する、メラニンを合成する細胞。メラニン色素産生細胞やメラニン細胞とも呼ばれる。メラノソームと呼ばれる細胞小器官を持ち、その中に存在するチロシナーゼなどのメラニン合成酵素の働きによってメラニンを生成する。メラノサイトはユーメラニンとフェオメラニンの両方を合成できる。どちらを合成するかはメラノサイト内のcAMP濃度に依存する。cAMP濃度が高い場合はユーメラニン、低い場合はフェオメラニンが合成される。メラノサイト内のcAMP濃度はα-MSH、アグーチシグナリング…
毛や皮膚、目の色を決める色素であり、紫外線などの電磁波から体を保護する役割を持つ。メラニン色素とも呼ばれる。毛髪には、ケラチンの他にも、美容に関連深い物質があります。それが毛髪色を決めているメラニンです。紫外線に長時間照射されると肌が黒くなりますが、その時に皮膚で形成されている物質と同じものです。毛髪中のメラニンの割合は3%程度といわれています。この3%のメラニンによって、毛髪の色が決まります。わたしたちの肌や髪の毛の色の源であるメラニン色素は、有害な紫外線からわたしたちの体…
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