健康用語WEB事典

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毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス（proteios） に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…

受容体に結合できる分子のこと。受容体の種類によってリガンドとなる物質は異なる。結合した際の働きによって以下のように分類できる。-アゴニスト（作動薬）-アンタゴニスト（拮抗薬、遮断薬）-インバースアゴニスト（逆作動薬）-パーシャルアゴニスト（部分作動薬）

イオンチャネルの分類のひとつ。膜電位の脱分極によって開くイオンチャネル。細胞膜外から見ると、中心にイオンを通す孔（ポア）があり、この周囲に膜電位の変化を検出するセンサーとなる四つのドメインが存在する。-電位依存性ナトリウムチャネル-電位依存性カルシウムチャネル

細胞外部を基準とした細胞内部の電位。通常、膜電位は負（マイナス）であり、これは静止膜電位と呼ばれる。ナトリウムイオンやカリウムイオンなどの陽イオンが細胞内に流入して脱分極することによって一時的に正（プラス）となる。

中枢神経系の神経伝達に関わるグルタミン酸受容体。同種（ホモ）または異種（ヘテロ）のサブユニットからなる四量体。グルタミン酸の結合によって膜貫通部位のカチオンチャネルを開く。開口したチャネルはグルタミン酸が結合していてもすぐに閉じる性質をもつ。

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