健康用語WEB事典

リグニン(lignin)

植物(木)に含まれるフェニルプロパノイド。植物の細胞壁を強化する働きを持つ。リグニンは地球上でセルロースの次に多い有機化合物とされる。*1*2

食品としては不溶性食物繊維に分類される。ペルオキシダーゼによって分解される。

セルロースと同様に、発がん物質の吸収を抑制する効果が示唆されている。*3

木材は,多糖成分であるセルロースヘミセルロースからなる繊維と,芳香族ポリマーであるリグニンによって構成されており,それらの成分が高次構造を形成しながら充填されることで非常に優れた強度と耐久性を持つ材料となっています。*4

樹木中にはリグニンという物質が20-30%含まれており、これは木材を腐りにくくする「天然の防腐剤」としての役割を果たしています。*5

*1東北大学大学院生命科学研究科 植物生態学講座 彦坂幸毅のページ 被食: http://hostgk3.biology.tohoku.ac.jp/hikosaka/herbivory.html
*2筑波大学 生物学類 植物の細胞: http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~algae/BotanyWEB/cell.html
*3不溶性および水溶性食物繊維摂取による発がん性複素環状アミン類の腸管における吸収抑制 博士前期課程(食物栄養科専攻)岩渕友香: http://www.yg.kobe-wu.ac.jp/wu//research/pdf/ronbun_syushi_h26.pdf
*4リグニン分解酵素の進化が石炭紀の終焉を引き起こした-担子菌ゲノム解析コンソーシアムの共同研究成果がScience誌に掲載 | 東京大学大学院農学生命科学研究科: http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2012/20120702-1.html
*5森林生物化学研究室|静岡大学農学部: http://www.agr.shizuoka.ac.jp/frs/mokubake/index.html

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このページの最終更新日時: 2018-01-21 (日) 16:41:50