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悪性リンパ腫を参照。
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細胞表面で突起した生体膜がちぎれて生み出される脂質膜の微粒子。生体情報の伝達を担い、老化やがんなどの疾患に伴い量が変動する。細胞外小胞の表面上に発現する接着因子のインテグリンの種類が、細胞外小胞の組織分布を規定するとされる。血液中には1mLあたり1012個程度の細胞外小胞が存在する。リンパ腫では細胞外小胞を介した腫瘍と腫瘍微小環境での相互作用により腫瘍形成が促進される。悪性リンパ腫組織中の腫瘍随伴マクロファージ(TAM)から分泌される細胞外小胞はリン脂質分解酵素sPLA2によ…
皮膚に生じる悪性リンパ腫。T細胞が腫瘍の由来となる。国内では皮膚に生じる悪性リンパ腫の約90%を占めるとされる。以下の症状や疾患が含まれる。-菌状息肉症-セザリー症候群-成人T細胞白血病リンパ腫-原発性皮膚CD30陽性リンパ増殖症-皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫-節外性NK/T細胞リンパ腫タグ:
悪性リンパ腫の3〜4割を占めるB細胞リンパ腫。単一の疾患ではなく、多種多様な原因によって引き起こされるリンパ腫の集合であるため予後不良。タグ:
メチル基(-CH3)を付加する化学修飾。DNAのヌクレオチドのメチル化は、遺伝子発現を抑制する場合の最も基本となる化学修飾。この修飾の異常によって、シトシンやがん抑制遺伝子が突然変異を引き起こし、がん細胞が生じる恐れがある。ゲノムの遺伝子部分、とくに発現のコントロールにかかわる部分が誤ってメチル化されると、タンパク質がつくられなくなることがある。それが細胞分裂やアポトーシスにかかわる遺伝子だったら、がん化に結びつくことになる。しかし、メチル化を抑制すれば問題が解決するわけでは…
白血球表面に存在する糖タンパク質。細胞外領域が長く、多数のシアル酸を有するシアロムチン。マントル細胞リンパ腫などB細胞性リンパ腫に発現が見られる。T細胞の浸潤に関わる。
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