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カルシウムイオンとリン酸イオンから成るの塩の総称。
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リン酸カルシウムの一種。骨や歯のヒドロキシアパタイト結晶の前駆体となる。リン酸八カルシウムとも。化学式は Ca8H2人工的に合成可能かつ生体内でハイドロキシアパタイトに転換し得ることから骨の再生医療で利用が検討されている。リン酸オクタカルシウム単体での欠点をコラーゲンで補った骨再生誘導材が開発されている。骨芽細胞を活性化させる骨補填材として応用が研究されている。タグ:
歯の表面を覆う、人体で最も硬い組織(モース硬度で6〜8°)。琺瑯質とも。主成分はリン酸カルシウムの一種であるハイドロキシアパタイト。ハイドロキシアパタイトの濃度が高く、その結晶の大きさも骨などより大きい。また、エナメル質のハイドロキシアパタイトは骨などと異なり核を必要としない。前駆体はリン酸オクタカルシウムであると考えられている。新生児期にエナメル芽細胞から生成されるが、この細胞は成長すると消失する。エナメル芽細胞に存在するTRPV3およびTRPV4がエナメル質の形成調節に関…
カゼインとカルシウムの結合物。乳汁中のカゼインはカルシウムが結合してカゼインカルシウムとなり、さらにリン酸カルシウムと複合体を形成する。タグ:
リン酸の電離によって3つの水素が分離した陰イオン。イオン式は PO43-土壌に加えられたリン酸イオンは水に溶けにくく、植物にも利用されにくい形態に変化する(リン酸固定)。
体の骨格を作る、白色の硬い器官。成人の体には、骨格を作る206個の骨が存在し、体重の約25%を占める。新生児には約350個の骨が存在するが、いくつかは成長に伴い結合して一つの骨になる。-全身を支える-内部に存在する骨髄で血球を作る-内部の器官を保護する(頭蓋骨や肋骨など)-筋肉や腱を付着させ、関節と共に運動器を構成する骨の主成分は炭酸カルシウムやリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)で骨基質にはⅠ型コラーゲンを主としたタンパク質やムコ多糖類が存在する。骨の白いところは、お…
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