健康用語WEB事典

リービッヒの最小律(Liebig's law of the minimum)

生物の成長に必要な栄養素のうちの1つの摂取量が不足していると、他の栄養素がどれだけ多くとも、その不足している栄養素を補わない限り成長が阻害されるという理論。これを図解したものはドベネックの桶と呼ばれる。桶理論とも。*1*2*3

リービッヒは植物に必須な栄養素(窒素リン酸カリウム)のうちの最小量の成分が成長を規定するという法則を発見したドイツの科学者。*4

アミノ酸スコア制限アミノ酸)はこの理論に従うことが知られている。

木の板でできた桶を想定し、板の一枚一枚が動植物の成長に必要な生育因子や養分と考えます。こうした桶では、板の高さが最も低いところまでしかを入れることができず、それ以上入れてもはこぼれてしまいます。つまり、最も不足している養分などを補わない限り、十分な生育は見られないということになります。*5

*1研究概要 | 科学研究費補助金 新学術領域研究「新海洋像:その機能と持続的利用」: http://ocean.fs.a.u-tokyo.ac.jp/forpublic6.html
*2「化学肥料に関する知識」 BSI 生物科学研究所 File No. 30 リービッヒの最小律とドベネックの桶: http://bsikagaku.jp/f-knowledge/knowledge30.pdf
*3東邦大学 バーチャルラボラトリ メディアネットセンター 健康長寿: https://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/aging/column/20081215.html
*4用語集 | 科学研究費補助金 新学術領域研究「新海洋像:その機能と持続的利用」: http://ocean.fs.a.u-tokyo.ac.jp/terms.html
*5構造生物学を用いた鍵酵素の機能調節の解明 生物生産工学研究センター 細胞機能工学研究室 西山真教授: https://www.a.u-tokyo.ac.jp/pr-yayoi/53f2.pdf

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このページの最終更新日時: 2019-11-20 (水) 08:29:08