レチノイン酸受容体α(retinoic acid receptor α : RARα)

レチノイン酸受容体のひとつ。PMLとの融合遺伝子急性前骨髄球性白血病の原因となることが知られている。*1

通常、レチノイドX受容体ヘテロ二量体を形成し、標的遺伝子の特定のDNA配列(配列番号6)を認識してDNAに結合しており、レチノイン酸非存在下ではN-CoR?/SMRT?を介してヒストン脱アセチル化酵素と複合体を形成し、その遺伝子転写を抑制している。*2

レチノイドX受容体との二量体レチノイン酸が結合すると、ヒストンアセチル化が促進され、結果として白血球分化が促進される。PMLと融合した場合、このアセチル化が起こらず白血球分化できなくなる。

*1再発性,ATRA抵抗性の急性前骨髄球性白血病に対する三酸化砒素による分化誘導療法 日本医科大学内科学講座 血液内科部門: http://www2.nms.ac.jp/jmanms/pdf/002030152.pdf
*2J-STORE(~レチノイン酸受容体αを含む融合タンパク質 花澤重正 特願2009-077375~): https://jstore.jst.go.jp/nationalPatentDetail.html?pat_id=23455

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このページの最終更新日時: 2019-05-14 (火) 08:04:54