健康用語WEB事典

ローカストビーンガム(locust bean gum)

地中海沿岸に生育する多年生の科植物であるカプロ樹(イナゴマメ)の種子の胚乳から得られる水溶性多糖類増粘安定剤として使用される食品添加物カロブビーンガムとも。*1

ガラクトマンナンの一種。β-1,4結合したマンノース主鎖α-1,6結合ガラクトース側鎖として結合した構造をとる。マンノースガラクトースの比率は4対1。安定剤として使用される。*2*3

ヒトに5g/日のローカストビーンガムを2週間摂取させると、便性状の改善や排便回数の増加、便中の短鎖脂肪酸(特に酢酸プロピオン酸および酪酸)の増加が認められ、腸内環境を改善する作用を持つことが報告されている。*4

*1食品安全関係情報詳細 欧州食品安全機関(EFSA)、食品添加物としてのローカストビーンガム(E 410)の再評価に関する科学的意見書を公表: https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04640110149
*2信州大学 酵素化学研究室(野﨑研究室) ローカストビーンガム(ガラクトマンナン)溶液の調製: http://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/engineering/chair/chem010/manual/LBG_soln.pdf
*3宇都宮大学地域デザイン科学部・国際学部 行政学(中村祐司)研究室 食品添加物はそんなに危険? 工学部応用化学科 篠崎真佐美: http://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/shoki00/shinozakim/shinozakim.html
*4ローカストビーンガム (Locust Bean Gum) 摂取が健常人の便通と腸内環境に及ぼす影響: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jim1997/15/2/15_2_115/_article/-char/ja/

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このページの最終更新日時: 2020-01-11 (土) 13:13:11