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食用となる褐藻のひとつ。
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褐藻類に特有のフロログルシノールの酸化的重合体。アラメなどに多く含まれるポリフェノール。渋味が強い。一般的に、フロロタンニン含量は乾物重量で3~5%程度で、季節や海藻種によっては10~15%に達するものもあります。なお、コンブとワカメも同じ褐藻類ですが、フロロタンニン含量は低く、概ね1%未満です。フロロタンニンは渋みや苦みを呈する成分ですので、フロロタンニンが多く含まれている褐藻は食べにくく、少ないものは食べやすいため、コンブやワカメは古来より食用として普及したと考えられます…
ワカメの胞子葉。胞子体が食用となる。漢字では雌株。
海に生息する植物(藻類)。葉緑体を獲得した生物のうち、海で進化してある程度大型の体を作り、岩などに付着して生活するもの。海藻は色調によって大きく3種類に分けられる。-緑藻--アオサ-褐藻--コンブ--ヒジキ--ワカメ(メカブ)-紅藻--ノリ
海藻を色調で分類したグループのひとつ。褐色の海藻。褐藻には有益な植物ステロールや脂肪酸が含まれる。コンブやヒジキ、ワカメ(メカブ)など。褐藻類の生鮮物の脂質含量は非常に少なく、ワカメ生鮮物では約0.2%程度である。しかしながら、フコステロール、脂肪酸(アラキドン酸、EPA)、フコキサンチンなどの重要な機能性成分が含まれている。
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