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3つの単量体が結合してできる多量体。トリマーとも。
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Gタンパク質三量体を構成するサブユニットのひとつ。活性化されたGタンパク質三量体ではGβとGγから解離する。Gαサブユニットは大きくGs、Gi、Gq/11、G12/13の4種類に分別される。
細胞膜表面でGタンパク質共役型受容体(GPCR)からのシグナルを受け取り、それを細胞内に伝達するタンパク質。3つのサブユニット(Gα、Gβ、Gγ)の複合体である。GαおよびGγは脂質修飾を受け、細胞膜の内側に結合している。三量体Gタンパク質は活性化GPCR(リガンド結合による構造変化)と結合し、GDP結合型からGTP結合型に変化する。GTP結合型の三量体Gタンパク質は活性化型と呼ばれ、各種の細胞内シグナルを誘導します。Gタンパク質は、細胞内情報伝達に関わるGTP結合タンパク質…
消化管をはじめとした粘膜面やその分泌液に含まれ、粘膜の防御に重要な免疫グロブリン。単量体、またはJ鎖に結合した二量体や三量体として存在する。血清中に含まれる免疫グロブリンの75~80%はIgGであるが、空腸液では85~90%、初乳では95%がIgAである。単量体はリンパ節や脾臓、骨髄で作られて血液中に分泌される。二量体は粘膜下のリンパ組織で作られて腸管内や乳、唾液、汗、涙などに含まれる。小腸のパイエル板などで産生され、腸管や鼻腔などの粘膜から体外に出て病原体に結合できるため、…
CHDのひとつ。p53とヒストンH1との三量体を形成することによってp53の転写活性能を抑制し、最終的にアポトーシスを阻害する。CHD8が欠損すると、p53が異常に活性化してアポトーシスが誘導される。自閉症の原因タンパク質。造血幹細胞の機能維持に重要。造血幹細胞から機能する血液細胞を産生させるためにはCHD8によるp53の活性抑制が必要。小脳の発生と運動機能に重要な役割を果たす。CHD8を欠損したマウスにおける小脳顆粒細胞はシナプス機能の低下を示し、その前駆細胞は増殖の低下を…
同じ種類の3つのタンパク質が結合して形成する三量体。ホモトリマーとも。
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