三量体Gタンパク質(trimeric G protein) †
細胞膜表面でGタンパク質共役型受容体(GPCR)からのシグナルを受け取り、それを細胞内に伝達するタンパク質。*1
3つのサブユニット(Gα?、Gβ?、Gγ?)の複合体である。Gα?およびGγ?は脂質修飾を受け、細胞膜の内側に結合している。*2
三量体Gタンパク質は活性化GPCR(リガンド結合による構造変化)と結合し、GDP結合型からGTP結合型に変化する。GTP結合型の三量体Gタンパク質は活性化型と呼ばれ、各種の細胞内シグナルを誘導します。*3
*1シグナル伝達に関わる三量体Gタンパク質が細胞膜を離れて細胞質にとどまる仕組みを原子レベルで解明 — リソウ: https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2018/20181122_2
*2昭和大学 生物化学部門 細胞内情報伝達に関わるタンパク質とセカンドメッセンジャー: http://www10.showa-u.ac.jp/~biolchem/H20-P2protein-7.pdf
*3Gタンパク質共役型受容体の活性化を網羅的に検出する手法を確立 ―新しいくすりの開発に貢献― | 東京大学: http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_240917_j.html
*2昭和大学 生物化学部門 細胞内情報伝達に関わるタンパク質とセカンドメッセンジャー: http://www10.showa-u.ac.jp/~biolchem/H20-P2protein-7.pdf
*3Gタンパク質共役型受容体の活性化を網羅的に検出する手法を確立 ―新しいくすりの開発に貢献― | 東京大学: http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_240917_j.html
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このページの最終更新日時: 2020-01-02 (木) 07:24:03