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不妊を参照。
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ビタミンEの一種。合成飼料をネズミに与えたときに起こる不妊症を改善する物質として発見されたため、トコフェロールという名前はギリシャ語で「仔を産む」という意味の tocos と、「力を与える」という意味の phero という言葉に由来する。トコフェロールには以下の種類がある。血液中には主にα-トコフェロールとγ-トコフェロールが存在する。-α-トコフェロール-β-トコフェロール-γ-トコフェロール-δ-トコフェロールヒトの肝臓内のビタミンE特異的輸送タンパク質はα-トコフェロー…
貧血、倦怠感、更年期障害、月経不順、月経困難、不妊症などに対する漢方。構成生薬はシャクヤク(芍薬)、ソウジュツ(蒼朮)、タクシャ(沢瀉)、ブクリョウ(茯苓)、センキュウ(川芎)、トウキ(当帰)。
セリ科の多年草。その根を湯通ししたものは生薬として用いられる。漢字では当帰。ホッカイトウキも同様に生薬となる。成分としてリグスチリドやブチリデンフタリド、スコポレチン、フェルラ酸、バニリン酸などを含む。生理不順や生理痛、腹痛、不妊症などの婦人科系疾患に用いられる。乙字湯や紫雲膏、四物湯、当帰芍薬散などの漢方に含まれる。
卵管の炎症。クラミジアの感染が原因となる。卵管周囲の炎症による癒着が発生した場合、卵管閉塞による不妊症の恐れがある。
クラミジア・トラコマチスによる性器への感染症。国内で最も多い性感染症。成人では性行為により感染するが、新生児には母親からの産道感染が起こる場合がある。女性の症状は子宮頚管炎のため帯下(おりもの)が増加し、子宮の中へ入り卵管炎を起こす。さらに不妊症や子宮外妊娠、骨盤腹膜炎などを起こす恐れがある。男性の症状は尿道炎による排尿時の痛みや精巣上体炎など。無症状の場合も多く、無自覚に他人に感染が広がる恐れがある。治療はテトラサイクリン系、マクロライド系、ニューキノロン系などの抗生物質。
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