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赤血球、血小板、白血球の元となる造血幹細胞の異常によって起こる症候群。急性骨髄性白血病に移行する可能性の高く予後不良。不応性貧血とも。分化が完全ではない未成熟な血球が出来たりアポトーシスを起こす血球となる無効造血が起こったりするため、血液中の血球数が減少する。病状が進むほど芽球の割合が高くなる。MDSは、遺伝子異常を持つ造血幹細胞のクローン性増殖に基づいた疾患群のうち、血液系細胞の形態的異形成と骨髄での無効造血所見を認め、骨髄もしくは末梢血の芽球比率が急性骨髄性白血病(AML…
不応性貧血のひとつ。芽球が骨髄で5%未満で環状鉄芽球が赤芽球の15%を占めるもの。
白血病や骨髄異形成症候群などの世界共通の分類法のひとつ。1976年から分類・改定が行われてきた。後の2001年に定義されたWHO分類では、腫瘍化する細胞の系統や腫瘍化の背景にある染色体・遺伝子異常をもとにした分類がなされており、より腫瘍の原因に基づいた分類法になっている。-不応性貧血-鉄芽球性不応性貧血-芽球増加を伴う不応性貧血-移行期の芽球増加を伴う不応性貧血-慢性骨髄単球性白血病
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