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自律神経によって制御され、意志で動かすことのできない筋肉。
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体を支えたり動かしたりするために必要な組織。筋肉は、筋線維が結合組織で包まれた筋束が複数集まったものが筋膜で包まれた形となっている。出典: 偕成社 ブライアン=R=ワード 作編/横森周信 訳・監修 わたしたちのからだ3 骨格と運動 1983年筋肉(筋組織)は以下のように分類される。-横紋筋--骨格筋--心筋-平滑筋このうち、意志で自由に動かせる筋肉(随意筋)は骨格筋のみ。自律神経によって制御される、血管や内臓の筋肉は平滑筋と呼ばれる。体性運動神経は骨格筋を支配するのに対して、…
目を見開く際に働く不随意筋。上眼瞼挙筋の後ろ側に隣接し、交感神経支配を受ける。
心臓の筋肉。横紋筋に分類される。意志で動かすことのできない不随意筋。心筋は横紋を有する不随意筋です。横紋を有する点は骨格筋に、不随意の点は平滑筋に類似し、骨格筋と平滑筋の中間に位置する筋肉であると言われています。各細胞が分岐して相互に網状につながっている点が特徴で、これらのつながり部分を介在板(intercalated disk)といいます。約1秒に1回の頻度で発生する活動電位が心臓全体に伝わり、心筋細胞の中のカルシウムイオンの濃度が瞬時に高まり心筋細胞が収縮することで、心臓…
心臓以外の全ての内臓や血管などにある筋肉。自律神経によって支配される不随意筋で、細胞核をひとつだけ持つ(単核)。不規則に配列した長さ20〜200mm、太さ約5mmの紡錘形の細胞で構成される。横紋筋と異なり、顕微鏡で見ても縞模様には見えない。
末梢神経のひとつ。内臓、血管など体の働きを無意識のうちに制御する神経。意志によって制御できないため不随意神経とも呼ばれる。自律神経は形態学的に脳や脊髄との連絡が弱く、末梢の経過中に豊富な神経節を具えているから、機能的には中枢神経からの支配を受けることが少なく、ほとんど独立的に行動している。すなわち自律性に富んでいるのである。平滑筋の運動や腺の分泌がわれわれの意志に従わず無意識的に、すなわち反射的に起こるのはそのためである。自律神経は以下の2種類の遠心性神経に分けられる。-交感…
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