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共有結合の二重結合、三重結合のこと。
関連する用語
脂質を構成する要素のひとつ。脂肪族カルボン酸とも。化学的には長鎖炭化水素の一価カルボン酸の総称であり、炭化水素とカルボキシ基(-COOH)を持つ有機化合物(カルボン酸)である。以下のように炭素が長く連なった構造(主鎖)を持つ。以下はリノール酸の化学構造。空腹時に脂肪が分解されて血液中に移行した脂肪酸は、肝臓のミトコンドリアにおいてβ酸化を受けてアセチルCoAとなる。脂肪酸は、その化学構造に含む二重結合の数によって以下のように分類される。これらの脂肪酸の摂取バランスが崩れると、…
18個の炭素を含み1個のトランス型不飽和結合を有する長鎖のトランス脂肪酸。オレイン酸の二重結合部分がトランス型となったもの。オレイン酸とエライジン酸(上図)では、炭素、水素、酸素の数、炭素、水素、酸素の結合の順序及び炭素-炭素二重結合のある場所は同じ(9個目の炭素)です。しかし、二重結合を構成している炭素の両側につながっている水素の位置が異なります。トランス型二重結合を持つエライジン酸は、トランス脂肪酸の一種です。オレイン酸の工業的水素化により生成され、マーガリンやショートニ…
ウルシかぶれの原因となる、カテコール誘導体の一群。ツタウルシやウルシの樹液、マンゴーの果皮、カシューナッツの殻などに含まれる。Rには以下の複数の炭化水素が結合する。天然のウルシオールはこれらの混合物。-14CH3-5CH3-2CH3-7CH=CHCH2CH=CHCH=CHCH3-7CH=CHCH2CH=CHCH2CH=CH2空気中で酸化されやすく水に対する溶解性は無い。不飽和結合を含む側鎖を有するウルシオールは強いウルシかぶれを引き起こす。漆は樹液中のラッカーゼの働きによって…
ある油脂100gに付加することのできるヨウ素の重量(g)。この量が多いほど、その油脂に含まれる脂肪酸が持つ不飽和結合(二重結合)が多いことを意味する。動植物の油脂ヨウ素価(g)牛25〜60豚46〜70馬71〜86トウモロコシ88〜147イワシ163〜195
分子構造に2個以上の不飽和結合(二重結合)を含む脂肪酸。PUFAとも。多価不飽和脂肪酸のうち、リノール酸とα-リノレン酸は体内で合成できないため必須脂肪酸である。-リノール酸(二価、必須)-α-リノレン酸(三価、必須)-γ-リノレン酸(三価)-ジホモ-γ-リノレン酸(三価)-アラキドン酸(四価)-エイコサペンタエン酸(EPA)(五価)-ドコサヘキサエン酸(DHA)(六価)リン脂質と結合した状態のDHAやEPAは吸収率が高いことが報告されている。これはホタテガイなどに含まれるこ…
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