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脂肪酸の合成に関わる酵素(脂肪酸シンターゼ)のひとつ。脂肪酸合成酵素による合成途上の脂肪酸中間体は、常にACPのセリン残基に結合したホスホパンテテインのSH基にチオエステル結合しており、遊離の状態で存在することは無い。ホスホパンテテインを補欠分子族とする。
プロトベルベリン型アルカロイド。ベルベリンあるいはベンゾフェナンスリジンアルカロイド生合成における中間体。スクレリンやディスクレタミン、エクアリンとも。
梅の果汁を加熱し濃縮していく過程でグルコースの一部が酸の影響で分解して生じるフランの誘導体。これがクエン酸が結合するとムメフラールが生じる。5-ヒドロキシメチル-2-フルアルデヒドとも。バイオ燃料やプラスチック原料の中間体、医薬品原料として利用が期待されている。
テモゾロミドの代謝産物であるメチルトリアゼン誘導体。MTICは活性本体であるメチルジアゾニウムの中間体であり、速やかに活性代謝物のメチルジアゾニウムイオンと副産物であるAICに分解される。
麦に寄生する麦角菌が産生するアルカロイドの総称。エルゴリン骨格を有する。毒性を持つが、一部の麦角アルカロイドやその誘導体は医薬品として用いられるものがある。インドールとセリンからトリプトファンを生じた後、共通の中間体となるジメチルアリルトリプトファンを介して生合成される。麦角アルカロイドは高い生理活性をもつ真菌毒である。バッカクキン科の子嚢菌いわゆる麦角菌により産出され、麦角菌が感染する植物に蓄積される。麦角とは、麦角菌に感染した穀物が穀粒の代わりに形成する黒い角状の菌核の呼…
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