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正月の祝儀に用いられる薬酒。清酒やみりんに複数の生薬(屠蘇散)を漬け込んだもの。現在ではサンショウ(山椒)、サイシン(細辛)、ニッケイ(肉桂)、カンキョウ(乾薑)、ビャクジュツ(白朮)、キキョウ(桔梗)などが主に用いられる。国内における初のリキュール。屠蘇は漢の医者である華佗が発明したもので、平安時代初期に伝来したとされる。語源は「蘇」という悪鬼を屠るという意味。胃腸の働きを整え、喉や気管支を保護し、風邪の予防や初期に有効とされる。
蒸した後に乾燥させたショウガ。生薬としてはショウガ(生姜)と区別される。漢字では乾姜や乾薑。乾姜は、根茎を湯通し、または蒸したあとに乾燥させたものです(加工修治)。この修治により辛味成分ジンゲロール(gingerol)が分解されることで生産されるショウガオール(shogaol)が増加し、様々な効能効果が期待されますが、主に漢方処方で利用されます。
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