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アセトアルデヒドが血液中に蓄積することによる中毒症状。*1
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アミノ酸のひとつ。日常の食事から十分に摂取する事が難しいため、準必須アミノ酸とされることもある。前駆体はメチオニン。2分子のシステインが結合したアミノ酸はシスチン。アルコール摂取後の胃液中のアセトアルデヒドの増加を抑える作用があり、二日酔い防止のサプリメントに含まれる。β細胞のインスリン分泌の調節に関与する。含硫アミノ酸であり、タンパク質中のジスルフィド結合の形成に関わる。タンパク質中のシステイン残基は活性酸素によって容易に酸化される。システインのチオール基が酸化されることで…
ポリフェノールの一種。一般に渋みがある。フラボノイドのような化学的呼称ではなく、なかには化学構造の大きく異なる物質も含まれる。語源はタン(tan、皮をなめす)の成分ということに由来する。渋柿を食べたことありますか。あの強烈な渋味のもとがタンニンです。柿は種子が未熟な間、多量のタンニンで守っています。カフェインや鉄の吸収を抑える働きを持つ。また、アセトアルデヒドと結合するため二日酔いに効果がある。タンパク質と結合しやすい性質や金属と塩を形成する性質を持ち、古くから皮鞣し剤や清酒…
エタノールが肝臓でアルコール脱水素酵素の働きによって分解されると発生するアルデヒド。エタナール、酢酸アルデヒド、エチルアルデヒドなどとも。示性式は CH3CHO 常温で無色の液体または気体(沸点21℃)。果物のような香りを持ち、天然の果物や野菜、乳製品、煙草の煙などにも微量含まれる。酢酸の製造原料や食品添加物(香料)として使用される。口腔の細菌がアルコールやグルコースを代謝して産生することが報告されている。アルコール自体は肝臓へ直接的な毒性を持たないが、アルコールの代謝によっ…
ブロッコリーとその発芽物のブロッコリースプラウト(ブロッコリーの芽)に含まれるファイトケミカルの一種。イソチオシアネートのひとつでもある。植物には、スルフォラファンの前駆体としてグルコラファニンなどスルフォラファングルコシノレートが含まれているが、ヒトの腸内細菌の中には、これをスルフォラファンに変化させる働きをする酵素を持つものがいるため、腸管内で代謝されてスルフォラファンとして吸収される。転写因子であるNrf2の活性化効果があり、うつ病を予防する効果が確認されている。炎症や…
全身の細胞に栄養分や酸素を運び、二酸化炭素や老廃物(尿素、尿酸、クレアチニン、アンモニアなど)を運び出すために全身を巡る体液。体重60kgの成人では4.5〜5リットル。体重の約8%(13分の1)を占める。血液の25%を失うと体温や血圧低下が起こり、35%を失うと意識障害が発生する。心臓から送り出される血液は動脈、心臓に戻る血液は静脈を通る。人間が生命活動を維持できる血液のpHの範囲は 6.8~7.8。通常は 7.35〜7.45 となるように調節される。血液のpHはHCO3-(…
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