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2つの単量体が結合したもの。ダイマーとも呼ばれる。
関連する用語
ウイルス粒子で最も豊富に存在し、ウイルス粒子形成の足場として機能するウイルス形成に必須のタンパク質。二量体を形成し、ロングフォームとショートフォームの二種類のコンフォメーションを形成して機能する。連鎖球菌の細胞壁に存在する抗原性を持つタンパク質。菌の上皮への定着に関わるとされる。モノクローナル抗体(免疫グロブリン)のこと。B細胞の腫瘍(骨髄腫細胞)によって増加する。異物の排除能力が低下しており、これが増えると多発性骨髄腫となる。タグ:
TGF-βスーパーファミリーに属する二量体糖タンパク質。発育過程にある卵胞(前胞状卵胞)や、精巣のセルトリ細胞から分泌され、ミュラー管の退縮と男性の生殖器の形成に関わる。女性において、その分泌は思春期後に高値となり閉経で検出不可能となるまで加齢とともに減少する。卵巣の予備能(卵巣内の卵の数)を反映するとされる。タグ:
消化管をはじめとした粘膜面やその分泌液に含まれ、粘膜の防御に重要な免疫グロブリン。単量体、またはJ鎖に結合した二量体や三量体として存在する。血清中に含まれる免疫グロブリンの75~80%はIgGであるが、空腸液では85~90%、初乳では95%がIgAである。単量体はリンパ節や脾臓、骨髄で作られて血液中に分泌される。二量体は粘膜下のリンパ組織で作られて腸管内や乳、唾液、汗、涙などに含まれる。小腸のパイエル板などで産生され、腸管や鼻腔などの粘膜から体外に出て病原体に結合できるため、…
脂質に結合するドメイン。立体構造の曲率と in vitro で脂質膜の変形様式の違いによって以下の3種類に分類される。-F-BAR-I-BAR-BAR(N-BAR)I-BARは主に細胞突起形成に関与し、F-BARおよびBARは主にエンドサイトーシスに関与する。BARドメインタンパク質は生体膜上で集まり、その形状制御に関わる。細胞突起はI-BARドメインによる細胞膜の変形によっても生じるとされる。全てのBARは二量体を構成し、二量体で計6本のαヘリックスが束を形成している。αヘ…
PPARのひとつ。肝臓や心臓、消化管などに多く脂質代謝に密接に関わっている。RXRαと二量体を形成する。細胞周期やミトコンドリアにおけるβ酸化に関わる。フィブラート系薬剤はPPARαの活性化を介してβ酸化を著明に亢進させる。PPARαの機能不全が統合失調症に似た行動変化および組織学的変化を引き起こすことが報告されている。また、NF-κBを競合阻害することにより、TNF-α、IL-1β、ICAM-1などの発現を抑制する。タグ:
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