互変異性化(tautomerization) †
一つの分子内の原子団の一部が転位することで元とは異なる形の分子(互変異性体)となる反応。特に水素原子の転位によるものをプロトン互変異性化と言う。*1
通常、一方の互変異性体の方が他方よりも安定性が高いため、平衡が一方の形に偏っている場合が多い。 *2
互変異性化の例 †
*1東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻 野地博行 池田朋宏 有機色素分子1個の遅い互変異性化をリアルタイムに記録:分子メモリ開発に繋がる可能性: https://www.t.u-tokyo.ac.jp/shared/press/data/20140609_IKEDA.pdf
*2有機化合物の互変異性研 究法の最近の進歩 横浜国立大学工学部応用化学教室 安部和久 広田穣: https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/38/3/38_3_258/_pdf
*2有機化合物の互変異性研 究法の最近の進歩 横浜国立大学工学部応用化学教室 安部和久 広田穣: https://www.jstage.jst.go.jp/article/yukigoseikyokaishi1943/38/3/38_3_258/_pdf
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このページの最終更新日時: 2020-10-11 (日) 18:16:18