最近更新された用語
ヒトとヒト以外の脊椎動物に起こり得る感染症。ズーノーシスとも。*1
関連する用語
サル痘ウイルスの人獣共通感染症。4類感染症のひとつ。1970年にザイール(現:コンゴ民主共和国)で初めて報告された。主にアフリカ中央部から西部にかけて発生しており、自然宿主はアフリカのリスなどげっ歯類と考えられている。初期症状は6~16日の潜伏期間の後、発熱、疲労感、頭痛、背部痛、筋肉痛、リンパ節の腫れなど。1〜3日で多数の発疹が出現し、徐々に盛り上がって水や膿を含み、2週間後に瘡蓋で覆われ、その2週間後までにはそれらが剥がれ落ちる。幼児では死亡する例もある。死亡率は10%以…
オルトミクソウイルス科のウイルスのグループ(属)。6分節のマイナス鎖RNAウイルス。マダニによって媒介され、人獣共通感染症を引き起こす可能性が指摘されている。一部はバーボンウイルスと近縁。
オウム病クラミジアによる人獣共通感染症。4類感染症のひとつ。鳥類からヒトに感染し、急激な高熱と咳嗽が起こる。国内での発症原因の6割がオウム・インコ類(約3分の1はセキセイインコ)とされる。軽度では風邪程度の症状であるが、重症になると呼吸困難や意識障害、DICなどが起こり致命的となる場合がある。
バークホルデリア・マレイ(鼻疽菌)による人獣共通感染症。主な感染源は馬の分泌物。初発症状は発熱、頭痛など。重篤な敗血症性ショックを生じやすい。
人獣共通感染症を参照。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。