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精子の大本となる幹細胞。精細管の中で体細胞分裂を行っている精原細胞の一部分の細胞であり、生涯に渡り精子を産生する。GFRα1陽性細胞とNgn3陽性細胞の2種類と、これらが分化した細胞であるKIT陽性細胞がある。未分化状態から分化状態となる一方通行ではなく、分化状態からも未分化状態となれる。この両方向へ転移しながら長期の精子形成を維持していることが報告されている。タグ:
生殖細胞(卵子や精子)の減数分裂の開始に必要な転写活性化因子。卵巣や精巣内で減数分裂が始まる直前の特定の時期にだけ活性化する性質を持つ。体細胞分裂型の細胞周期の抑制と減数分裂プログラムの活性化とを協調する役割があることが示唆されている。マイオーシンとも。MEIOSINに障害が起こると、生殖細胞が作られず不妊となることが報告されている。
卵原細胞が体細胞分裂することで生み出される卵母細胞。一次卵母細胞から減数分裂(第一減数分裂)が始まり、細胞質の少ない極体を放出して二次卵母細胞となる。卵母細胞(一次卵母細胞)は、染色体を複製し減数分裂の前期に入ったところで一時停止し、リボソームや卵黄や表層粒等の受精後に必要な物質を蓄え始めます。そして数ヶ月から数年かけて成長し、十分な栄養を蓄えた段階では元の体積の数千〜数万倍の体積を持つ大きな細胞となります。
有糸分裂(体細胞分裂)の最終段階。サイトキネシスとも。動物の細胞では、アクチン線維(収縮環)の収縮で細胞質を2つに分割する。複製されて2つになった細胞小器官は1つずつ別々の細胞質に入る。赤血球産出のための細胞質分裂には、mDia2によるアクチン線維の形成が重要とされる。
真核細胞が行う細胞分裂のひとつ。生殖細胞以外の細胞(体細胞)が行う。体細胞分裂やミトーシスとも。真核生物では、核が分裂するときには染色質が糸状の染色体となって分裂が進行するので、有糸分裂(mitosis)という。一つの細胞が分裂して同じ遺伝情報(同じ相同染色体)を持つ2個の娘細胞を生み出すもの。分裂の状態は前期、中期、後期、終期、細胞質分裂の5つに分けられる。
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