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喘息や肺気腫、気管支炎、肺結核などに対する短時間作用性交感神経β2受容体作動薬。商品名はサルタノールインヘラー、ベネトリン。末梢血単核球からのIL-13産生を増強し、IFN-γ産生を抑制することでTh2細胞型の気道炎症悪化に関与している可能性が示唆されている。
高プロラクチン血性排卵障害や高プロラクチン血性下垂体腺腫、乳汁漏出症の治療や産褥性乳汁分泌の抑制に用いられる選択的ドーパミン作動薬。商品名はテルロン。下垂体に作用し、プロラクチンの分泌を抑制する。タグ:
ムスカリン受容体作動薬となる合成コリンエステル。緑内障治療における縮瞳に用いられる。涙液タンパク質分泌作用を有し、カルシウム依存的にリポカリンを分泌させる。タグ:
鬱血性心不全患者の低拍出量改善、急性循環不全(ショック)の治療薬として使用されるβ受容体作動薬の有効成分。ドーパミンよりもβ1受容体に対する作用が強い。主にドプタミン塩酸塩(塩酸ドブタミン)として薬品に含まれる。ドーパミンの誘導体で、ドーパミンよりも強く心臓の収縮力を増強する強心作用を持つ。α受容体刺激作用はきわめて弱いとされる。
錐体外路の障害によって生じる身体運動の異常(不随意運動障害)。線条体のドーパミンD2受容体を遮断する抗精神病薬の副作用やパーキンソン病(黒質-線条体ドーパミン神経系の変性)の中核症状として発現する。主な症状には無動、筋固縮、振戦、姿勢反射障害がある。パーキンソニズムや遅発性ジスキネジア、アカシジアなど。5-HT1A受容体作動薬によって副作用による錐体外路障害を軽減できる可能性が示唆されている。
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