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侵害刺激の情報を伝達する神経細胞。
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延髄に存在する神経核(縫線核)。下行性疼痛抑制系の構成要素。橋縫線核に繋がる。第四脳室髄条の正中近傍に位置し、γ-アミノ酪酸(GABA)を含む細胞が存在していることから吃逆中枢に対するGABA作動性抑制性入力の源であるとされる。中心灰白質からの刺激は大縫線核を経由し、脊髄後角の侵害受容ニューロンを抑制することで疼痛を抑える。タグ:
α2受容体のサブタイプ。α2作動薬は主にこのα2A受容体を介して脊髄の侵害受容ニューロンの伝達を抑制する。α2A受容体の機能的ノックアウトマウスによる実験によって、デクスメデトミジンやキシラジンの鎮痛効果の発現には、α2A受容体が必要不可欠であることが確認されている。。
痛みを惹起する、生体に害を及ぼすような刺激。侵害刺激には、刃物で切る、針を刺すというような物理的(機械的)刺激や43度以上の熱刺激、生体内外に存在している化学物質(高張食塩水、水素イオン、ATPなど)、生体内で産生される化学物質(ブラジキニンなど)などによるものも含まれる。侵害刺激はまず、脊髄後角や三叉神経脊髄路核に伝達される。-物理的刺激(機械的刺激)-温度刺激--熱刺激--冷刺激-化学刺激
侵害刺激のみを受け入れるAδ線維(高閾値機械受容器)が受けた刺激を脳に中継する神経細胞。
体内の情報伝達を行う細胞。ニューロンとも呼ばれる。細胞核をもつ細胞体とその周りにある枝分かれした樹状突起と1本以上の長い軸索(神経線維)を持つのが特徴。ほとんどの神経細胞は細胞核をもつ細胞体から、1本の軸索と多数の樹状突起と呼ばれる突起を伸ばした構造をしています(図1)。他の神経細胞の樹状突起へと伸びる軸索は神経伝達物質を放出して情報を伝える役割、樹状突起はその伝達物質を受け取る役割を果たしています。脊椎動物の全ての神経細胞は神経管を構成する細胞が分化することによって作られる…
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