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一時的な記憶障害。
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ベンゾジアゼピン受容体のサブタイプのひとつ。BNZ1受容体とも。小脳、黒質、淡蒼球、大脳皮質を中心に脳全体に分布する。この受容体の刺激は鎮静、催眠および健忘に関係する。睡眠薬のゾルピデムやクアゼパムはω1受容体選択性が高い。
過去の記憶を思い出すことができない障害(健忘)。逆行性健忘は記憶そのものが失われたために生じる(エングラムの消失)ことが報告されている。
ベンゾジアゼピン系の拮抗薬。鎮静の解除および呼吸抑制の改善を目的に使用される。商品名はアネキセート。フルマゼニルはベンゾジアゼピン化合物と良く似た構造を持っており、ベンゾジアゼピン受容体に競合的に結合しミダゾラムの効果に拮抗し、ミダゾラムの鎮静・健忘・呼吸抑制作用を確実に拮抗する。
麻酔の導入時に使用されるベンゾジアゼピン誘導体。鎮静や抗不安、抗痙攣、健忘、中枢性筋弛緩などの作用を持つ。拮抗薬はフルマゼニル。商品名はドルミカム。
ベンゼンとジアゼピンが結合した構造を持つ環式化合物。ベンゾジアゼピン系の化合物は、海馬に存在する受容体に結合して、抑制性神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸の活性を高めることで、抗不安作用や鎮静、催眠、記憶の抑制(健忘)を引き起こす。副作用として依存症(常用量依存)、幻覚、錯乱、呼吸抑制、肝機能障害などがある。また、徐波睡眠(ノンレム睡眠)を減少させる。ベンゾジアゼピン系催眠薬を服用すると薬は血流を介して脳へ移行し、GABA受容体と共にイオンチャンネル複合体を形成しているベンゾジ…
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