最近更新された用語
関連する用語
ハトムギの殻実を収集し脱穀して乾燥させた子実。古くから利尿、鎮痛、健胃を目的として用いられている生薬(漢方)のひとつ。漢字では薏苡仁。抗腫瘍作用やIL-1産生増強による免疫細胞活性化、疣(尋常性疣贅、青年性扁平疣贅、尖圭コンジローマ)に対する効果などが報告されている。トリリノレインを含む。タグ:
観賞用および食用となるアロエ。南アフリカ原産で江戸時代に渡来し、茎が伸びて立ち上がることからキダチ(木立ち)と名付けられた。成長するにつれて枝は多数に分岐する。俗称は医者いらず。葉の内部のゼリー質部分が可食部。健胃整腸や下剤効果を有する。健康食品として飲料や錠剤に使用され、有効成分はバルバロイン。キダチアロエを含む健康食品の過剰摂取により、下痢や強い腹痛、嘔吐などの事例が報告されている。民間療法として、新鮮な葉の液汁を経口で胃腸疾患や便秘などに、外用で熱傷や外傷などに用いられ…
南ヨーロッパ原産のシソ科の多年草。ハナハッカ(花薄荷)とも。健胃、駆風、鎮痙、去痰などの作用を有する生薬や香料として用いられる。プロトカテク酸を含む。
リンドウ科の二年草。漢字では千振。全草が胃液や唾液の分泌促進作用、血糖下降作用、苦味健胃作用を持つ生薬として使用される。生薬はトウヤク(当薬)とも呼ばれる。スウェルチアマリンやゲンチオピクロシド、スウェルチシンを含む。
リンドウ科リンドウ属の大型多年草。根と根茎を多少発酵させた後に乾燥させたものが生薬として用いられる。健胃作用を持ち、苦味健胃薬の代表的生薬。ゲンチオピクロシド、ゲンチオピクキサントン、スペルアマリン、アマロゲンチン、ゲンチシン、イソゲンチシン、ゲンチジン酸などを含む。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。