健康用語WEB事典

側坐核(nucleus accumbens)

前脳に存在する部位。報酬や意欲など高次機能を司る。また、快楽中枢であり、依存症うつ病などの精神疾患との関連が深い。*1*2

内側前頭前野腹側海馬?扁桃体といったの領域からグルタミン酸による興奮性の投射を受けると同時に腹側被蓋野からドーパミン神経の入力を受ける。

無名質?視床下部外側野腹側被蓋野などに投射し、探索行動や依存形成における枢要な部位と考えられている。*3

嘘をつくことと側坐核の活動との関係性が示唆されている。

報酬(今回の研究ではお金)を期待する際の「側坐核(そくざかく)」と呼ばれる領域の活動が高い人ほど、嘘をつく割合が高いことがわかりました。さらに、側坐核の活動が高い人ほど、嘘をつかずに正直な振る舞いをする際に、「背外側前頭前野(はいがいそくぜんとうぜんや)」と呼ばれる領域の活動が高いこともわかりました。*4

*1"やる気や頑張り"がリハビリテーションによる運動機能回復に 大切であることを脳科学的に証明 - 生理学研究所: https://www.nips.ac.jp/release/2015/10/post_306.html
*2ドーパミンの脳内報酬作用機構を解明 〜依存症など精神疾患の理解・治療へ前進〜: http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/admin/release_20140926.pdf
*3日本生物学的精神医学会誌 精神疾患モデル動物の妥当性 強制水泳の神経科学: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsbpjjpp/22/2/22_117/_pdf
*4どうして正直者と嘘つきがいるのか? -脳活動からその原因を解明- — 京都大学: http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2014/140806_1.html

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このページの最終更新日時: 2018-09-04 (火) 10:36:02